別れは一瞬だった
こんな長く二人で歩いて来たのに
君が隣りにいること
当たり前のことではなかったんだよね
散らかす度 君に怒られてたのに
もうなにをしたって怒ってはくれない
二人じゃ狭すぎたこの部屋が
こんなに広いとは思わなかった
僕が黙ってると 遠くで冷蔵庫の音だけ
静かすぎて寒いよ
無意識のうちに
僕は君と同じ人を求め続けていた
だから 君と違うトコ見つけたなら
たちまち冷めてしまった
君が育てていた花に水をやる
君が消えないように ずっと
消えないように…
どうしても受け入れられないことがある
かけがえのないモノがある
それが困るなら
僕は変わるか終わるしかない
君の愛した僕を
それでも 心の片隅に隠して
僕はきっと生きてくだろう
誰と出会っても いつか誰かと結ばれようと
演じ続けてくだろう
君を忘れた僕を