光なき夜をゆけ HUMMING BIRD
作詞/石川雅敏 作曲/福山芳樹 編曲/和田春彦、HUMMING BIRD
満たされないとわかっても 求めるのか永遠を
罪人と聖者の狭間で 刹那の時つないで
終わりのない過ちに
彩られた世界は
化石の森に姿を変えて
哀しみの神話をつむぐ
いつか身体さえ風になり大地へ 還るだろう
だけど心は何処へゆくのか人は 答えを知らない
そして歩き出す 光なき夜をゆけ
深い闇に抱かれて 隠してた涙がおちる
瓦礫の街を憐れむように 月の炎が揺らめく
欲望も愛ももう見分けがつかない この世界で
幻と知りながら胸を癒すものを 人は追い続ける
痛みと引き換えに 真実を捜すように
満たされないと知っても求め続ける
限りある命を気高く響かせて
風になり大地へと還る時まで
魂はさまよい続ければいい
そして人はまた 歩きだしてゆく 光なき夜をゆけ