中島みゆき 竹の歌 遥かな山から吹きつける風に
ひれ伏しながら けして折れはせぬ
押し寄せる雲から打ちやまぬ雨に
ひれ伏しながら けして折れはせぬ
私がなりたいものはといえば
地下に根を張る あの竹林
月の日 火の日 水の日 木の日
金に踊って 土と日に還る
私が住みたい国はといえば
地下に根を張る あの竹の国
ゆく夏来る夏 照りつける熱に
埋もれながら けして消えはせぬ
青に黄に緑に 移りゆく旗に
移ろいながら けして消えはせぬ
私が覚えて残せるものは
地下に根を張る あの竹の歌
月の日 火の日 水の日 木の日
金に踊って 土と日に還る
私が覚えて残せるものは
地下に根を張る あの竹の歌
月の日 火の日 水の日 木の日
金に踊って 土と日に還る
私がなりたいものはといえば
地下に根を張る あの竹林
月の日 火の日 水の日 木の日
金に踊って 土と日に還る
終わり